東海地方のスキー場は、41号線沿いの高山方面と156号線沿いの白鳥方面に加え、153号線沿いの木曽方面と国道21号線沿いの伊吹山方面の4つのエリアを居住地やニーズなど好みに合わせて出かけていました。しかし、愛知県一宮市から岐阜県を経由して富山県砺波市までを繋ぐ東海北陸道が2010年に全線開通したことにより一宮市に隣接する地域からの飛騨清見や荘川村へのアクセスが格段に向上したことにより、特に41号線沿いのスキー場の人気が高くなっています。41号線沿いは、東海北陸道が整備される以前は白鳥から郡上あたりまで断続的な大渋滞が毎週末発生しており、夕方に帰路についても家に着くのは深夜となることが少なくありませんでした。そのため、現在では鷲ヶ岳やダイナランドの人気が高く、インターチェンジへのアクセスが良いホワイトピアや高鷲スノーパークも人気です。
41号線沿いは、高鷲インターチェンジと荘川インターチェンジを隔てる山脈の南側と北側では地形の関係で積雪量が大きく異なりひるがの高原や荘川高原に日帰りで向かう人は少なかったのですが、傾斜がなだらかで幅の広いひるがの高原スキー場へスマートインターチェンジを利用して向かう小さな子供のいる家庭も多くいます。ひるがの高原スキー場は、東海北陸道と名古屋高速6号清須線を利用することで名古屋市内まで約1時間30分~約2時間程度で戻ってくることが可能であり、帰路で夕食を済ませる余裕もあります。